五行詩

我、人にあらず~アソビasobi企画 @くらがり渓谷不動の滝&寺部海水浴場

#アソビasobi企画 転載不可 ヘアメイク 「珀」yumi okada さん インスタ @bizanyoshinogawa カメラ 「凪」satomi kamezawa さん インスタ @ito_cafe_nagi お二人による【アソビasobi企画】 ”その瞬間”をシカク◇の中でスパークさせる。という すべてが即興の…

未来が先に、ある・じゃんけん・ありがとう 祝80句目!

2018/3/9 五行詩 未来が先に、ある信州の山々に憧れて 夫を確信する 頭から離れない名は 人生を変える友人 惚れて買っても履かない靴に おいついてから足をあずける スマホ留学に投資して ハワイに飛ぶ 知らぬ間に あるべき未来に運ばれている 2018/3/15 五…

小さなパパ・メッセンジャー・覚書・白・ずっと しまないでね・限界・のぼせあたま 2016、2017詩のバックアップ

2016/11/27 小さなパパ 五行詩ある朝 妹沐浴中 姉のトイレに呼ばれ ごはん食べつつ兄一言 3人育てるって大変だね。…!!!2016/12/17 メッセンジャー 疲れた顔しててごめんね。の返事は つかれてても にこにこしてても 泣いてても かわいいよ! 朝一番に妹に捧…

人間の長所

夏休みのレジャープール 10代らしき姉弟の水着姿 まぶしすぎて 抱きたくなる ふいに 買いたいと思う悲しみに触れて動揺した 妄想という「理性とやさしさ」

五行詩「目覚め」、お金の価値観 も手放す時、そして信頼へ。

「目覚め」 ガキがいなけりゃ、 もっと自由に生きられるのに。 この子がいなけりゃ、 ぼろぼろの体をやすませてあげられるのに。 からだはどうしてむせかえるほど 愛してる。 一昨日は長男の誕生日。最高の出会いでスタート切れました。母親7年目突入。 FB…

産後一か月・自分優先すれば 家事もto doじゃなくなる。

9月13日 産後一か月 五行近況私 体重が戻ってます。 ひな ウンチは5日おき。 かなえ 英語で喋りたい。 まさよし 歯が抜けました。 夫 …もうしばらく一人寝。息子のそろばんに引き続き、 娘はどうしても英語で話したい、歌いたいらしく。。 英語アニメみたり…

2016.7 五行詩 無題 ・マタニティブルー

7月30日 · マタニティーブルー 五行詩体はもう授乳ペース 胎動とリンクして寝起きしたい こんなに通じあってるのに 対面が近づくワクワクの絶頂の筈なのに …私を、消してください。 臨月に入りました。 お産に向けて、出し切るものがないか。今回の出産を最…

宿主

畑からついてきた青虫をしばらく放置したらある日まったく違う場所に移動した と思ったらあっという間に食い破られ 果てた私もまた 思わぬ場に行き 思わぬものを食べ 思わぬ出会いを与えられ寄生主の意のままに hostらしくたとえこの体食い破られても 何とも…

心配事

おにいちゃんだよ〜 おねえちゃんだよ〜 と交互に抱きついてくる。「おなかの赤ちゃんだ〜い好き!だってやさしいもん!」 もう通じているのかい。自称かっこいいお兄ちゃんと 自称可愛いお姉ちゃんにくちゃくちゃにされる覚悟を もうしているのかい。おっぱ…

同居

食べ物を分かち合い電気も放射能もあらゆる汚染も分かち合い笑顔も悲しみも戦渦もすべて分かち合えるなら 一緒に滅びようって言えるのに。私は 私だけは今は死ねない。絶望と意志。よろこびと破滅。

母の血

子どもが腹で動きまわり 生まれ出たとたん 自分と異なる圧倒的な存在感に改めて孤独を突き付けられるそんなことはどうでもいいなんとしてもただ、肌身離さずこの子と生き残るんだ。

あずかっている

救いたいのは何かと問われて 口をついて出たのは 地球。そういえば 幼いころ「惑星の自動販売機」なるものを工作したっけ。値段はどれほど付けただろう。無邪気な風刺か。今この地に生まれようとする 勇敢な子どもたち。貧しい庭に 今年も 水仙が咲いた。

火加減

なぜ火は熱いのかと 息子に問われて熱いとは 激しく動いていることだと 答えてみた。あぁ。私がカッカと燃えているのも そろそろお休みしてもいいのかもと。灰をならしてやっと 一服を覚えた。

育児休業

おなかに宿る前3年おなかに宿って1年おっぱいあげて1年これで私の育児は終わり。あとは 育ててもらうばかり。

いつも私が抱きしめられている

風が強い。とっくに抱き上げられている子が「抱っこしてあげる」と両の手をめいっぱいのばして私を包んでいる「だっこして」は「だっこしてあげる」の略なのだ。拒んでみせても本当に抱かれたいのはいつも 親。

はかなきもの

寝顔に見入るときその死顔も みている果てゆく存在に絶対的な美しさを信じずにいられないまた 呼吸を確かめる

太陽

季節が移りかわるより少しも早くなく遅くなく日の出とともに ぴかぴかに目覚めるのだおてんとうさまが 隣に寝ている

記憶

上の二人が1年足らずで飲むのをやめた左乳はもう今か今かと飲まれたい一心 必死に蓄えている。ずいぶん飲まれた右乳は 余裕の表情必要な時に必要なだけと ゆったり構えているもんだ。身体への信頼 時に笑っちゃうくらい かわいい。

個性

一番しんどくなること。夫 運動不足息子 睡眠不足娘 独りぼっち私 書けない

gift

子を授かるということはその子を抱かせてやれない先祖たちを思うことでもある。この手に負えない事実に ふと気づいたときすべてを受け止められる準備が自分にあるか試される。自分自身の人生をまるっと愛せるか 子どもたちは強烈に問う。

It's a secret.

ずっとしゃべって歌っている娘。ありとあらゆるシュチュエーションで悲劇のヒロインを演じている。不意に内緒話をしようと耳元に来ると「………。」内緒はナイショ。あぁこうして 自分の世界と孤独とを 手に入れていくんだ。

リズム

朝起きても 食卓でも息子のリズムは止まらない歌うかわりに 手を打っている生きる証 それぞれの拍動解き放て

男嫌い

男とは仕事ができない。 興味のない男には 会いたいとも思わない いい男だったら まずこう言いたくなる。 ひざにのってもいいですか。 男が怖いのではない そういう自分が怖かっただけだ。

お産マニア

物心つく前から 自分の力でお産するって決めていた二十歳そこそこの友達がまったく無関心であることに驚く生理前の落ち込みは 妊娠していない体の激しい嘆きのようどうしようもなく ただ生むためにここにいる。

body

私がいればそこに場ができる何ものもいらない 生きているエネルギーがただある身体に 宿ってる

プロフィール

お宮よりも乳房に感じる体はもう全身で赤子の誕生を 待っているあら私って 根っからの哺乳類。

システム

育児に興味はない我が子に興味があるだけだ。においを感じるから 世話をする相手をしたいわけじゃない。シャンプーしちゃうと 知らない子。

zoo

食事の邪魔は容赦しない イノシシ服なんか着てたまるか イヌ背中で感じるネコ が あこがれる母の風格は ライオン生存見極めた子殺し ハチ内なるメスたちが 今日も吠える

本能

口づけついでに舌をかみ切り首を掻っ切りぶつ切りにして鍋で煮溶かしてやる泣き叫ぶ子らの首根っこつかんで風呂桶にしずめてやる小さな命守るためなのか その命の猛烈な嫉妬なのかあぁ今日も 誰も殺めずに済んだ。

歴史

初めてのつわりでは体が浄化された二度目のつわりでは悲しみを分かち合えた三度目のつわりでスタート地点にようやく立ち人生最も平穏に迎えた四度目のつわりで浮かび上がったのは清々しいほどの殺意と 残酷な赦し