今年の抱負〜父の死と向き合い、これからの自分を取捨選択する〜
年末に一度更新しぞこねて、年が明けてしまいました。
本年もよろしくお願いします。
昨年中は
こどもとあゆむ会の上映会、プレママサロンへのご協力ご参加ありがとうございます!
貴重な時間をすごさせてもらい感謝感謝です!
読み聞かせボランティアの一員として関わった12月の図書館まつりも無事終わりました。
吉村の託児のお手伝いも結局ご迷惑をおかけしながらですがご縁をつなげていただいてありがたく思っています。
そして、どこに行くにもくっついていてくれる息子と娘にありがとうとごめんなさいを。
どんなに手抜きでごちゃごちゃの家でも文句なくいてくれる夫にも。
発信することから遠ざかっていたこの頃
プレママサロンではお話していましたが
伝えそびれている感謝と、気持ちの整理をするために近況を書いておこうと思います。
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いろんなことが重なって11月ついに体にきました。
はじめての回るタイプのめまいに驚いて耳鼻科へ。疲労とのことでした。
その後、PCと向き合うとすぐ頭と目が疲労してしまい
運転が長時間できなくなり…と当たり前にしていたことが
「よくやってたなあ」って自分のことながら感じるようになりました。
これをきっかけに、がんばりすぎず、体も心も少し余裕を残しながら
毎日をとにかくどこかにでかけて「非日常」とするのでなく
家の周辺できちんと「日常」をすごすことをとりいれることができました。
・三食をつど少しずつつくって、家で食べること。(昼食は外出先でおにぎりなどが定番だった。)
・近くの公園に歩いていくこと。(移動はまず車だった。)
・下の子の昼寝を布団で。(外出先で途切れ途切れの寝不足ぎみが続いていた。)
・必要以上にネットを見ない。(発信だけのために写真をとったりしていた。)
・気づいたことは、手で書きとめる。(ツイートやブログでなくて。)
など
本当に些細なことですが、特に手書きの日記の復活は
もともと書いてからしか冷静に世界を見られない、起きていることを認知できないタイプの私には必要なことで
小さないら立ちや不安の原因も最近は、一度気持ちを書き起こすことで具体的に何が必要だったのか見えてくるようになりました。
そして、娘の誕生日1/13に、息子からしっかりと宿題を受け取りました。
「おかあさんはよくおこるし、おこると怖くて嫌いで、一緒にいたくない。」というようなことを
誘導尋問もありますが、言葉で言われました。
瞬間的に、どっと落ち込み、受け入れられず、何のために1年家で二人の子を見てたんだろう、だれにとってもマイナスだったのかと
怒りもわきました。ぼーっとなってしまって、不安になりました。(塾時代の研修でならった、成長のための過程を見事に踏んで…。)
でもその後少し息子と距離を置いて、フィードバックを大人としてしっかり受け入れようと決めました。
そのことを伝えてくれた裏には、私に対する信頼があるからだ。と思い直せました。
私があまりに感情的に怒鳴り声をあげるのは、父から継いだ負の遺産です。
自分を抑えてたどたどしくも言葉で伝えようとしながら叱るとき、あまりに自分が実母に似ているのにびっくりしますが
周囲がビックリするくらい爆発的に怒鳴るのは、父譲りです。
昨年おそらく秋ごろから、息子と取り組むべきだった「親離れ子離れ」はタイミングを逸してしまい、その後も一緒に過ごしていましたが
自分のストレス発散べたのおかげで、怒鳴ることが多くなりそれを「息子といるからだ」と思い込み
つい先日まで、夫が仕事に出かけ、家に息子がいるという状況だけでひどいプレッシャーとストレスがありました。
でも、自分が怒りっぽくて、イライラしやすくてあまり発散する術を知らない、ということはあくまで「私の問題」なんだ。
とわかったとき、ちょっとした苛立ちを、子どもたちのせいにしていた自分に気づけるようになりました。
反省とともに、少しでも成長できたな、という安堵もあります。
昨年末、本当に偶然「親を亡くしたあなたへ〜親を失った後、人生はどう好転するか〜」ジーン・セイファー著
http://books.rakuten.co.jp/rb/11248378/
を図書館で手に取り、今年に入ってから読み進めています。
私がちょっと成長できたのは、ちょうどこの本に出てくる様々な親子に出会っていたからです。
思いがけず立派な「自己啓発本」でした。
貼り付けたレビューのように、父の死後間もない時期ではこの本の意味が分からなかったし慰められなかったでしょう。
でも、10年たった今、この本はすばらしく身近なことを代弁してくれる頼もしい本として私は手にすることができます。
この本を読んで今年の抱負は決まりました。
物質的にも、精神的にも父の遺産を整理しようと思います。
何を引き継ぎ、何を手放すかを自分で選択することが仕事です。
この過程で、自分の家族全体についても印象に残っていたり、しこりになっていることを点検する作業が出てきます。
もやもやが言語化されていくここ半月の感動はなかなかのものです。
年始の帰省で、母はもちろん、兄や叔父たちも私自身も、父を偲び続けていることを知りました。
父の代役を務めたり、それをやめたり、父に代わるだれかを求めていたり、父の分身でもある本を手に取ったり
…それぞれの方法で。
この本に出会い、あまりに大きな悲しみが邪魔をしてどう手を付ければよいかわからなかった父の死に取り組む勇気をもらいました。
厳密に言えばこの作業は何十年もついて回ることでしょう。
でも、まず今年今後の自分のあり方を決め、手放すと決めたことに対してはしっかり取り組んでいきたいと思います。
1月17日に、幡豆の健幸晴体「そらとうみ」にて新年会がありました。
http://www.katch.ne.jp/~sora_to_umi/
そこでの今年の目標表明では「何のために?」が付け加えられました。
それは、自分自身と子どもたちとの関係を改善するためです。
忙しくてもできるだけ多くの時間を自分らしく、子どもたちにとっては一緒にいて居心地のいい母であるよう。
サブの目標として考えていた
手仕事や体仕事に積極的に取り組むこと。
夫婦の時間の充実
は、おそらく父や自分と向き合う作業の中でもっと具体的に浮き出てくる課題だと思います。
「こどもとあゆむ会」からのご縁で昨年たくさんの仲間ができました。
まず自分自身が、「こどもとあゆむ」=こどもとともに少しずつでも成長できるように心がけたいと思います。
今日夢の中で3人目の子が生まれました。女の子でした。
息子は、病んでいた自分をしっかり休ませた後に、
娘は、モノを片づけてたくさん捨て、引っ越しもし、実母と向き合いすっきりした後に、生まれてきました。
今年父や家族と向き合い、心を片づけられたら次の子が来年来てくれるのではないかと、そんな気がしています。
むしろその子が私にこの宿題を手渡してくれたのではないかと思っています。
さあ、どうでしょう。
こんな私です。
今後もよろしくお願いします。