おもちゃやあそびについて思うこと

先日、しまじろ○の教材のDMが届いたのををきっかけにふと思いついたことをツイートしたところ
 幼い時の使用者、同世代のお母さんなどから思いがけずコメントをいただきました。
 ありがとう! いろんな方の生の声が参考になりました。


どんなものでも使いようというのが真意で、教材や使用者に物申すつもりはなかったものの、
 「自分にはあわない。」という立場が前提にあり、
 言葉足らずなツイートを後悔したりをふくめ、もやもやして数日をすごしました。


以前の記事にも書いたように、何事においても「こうあるべき」という姿勢は窮屈で
 「人は人、私は私」が基本。
 以下も、あくまで私はこう思うからこうする、こうありたいけれど実際こうだ。
 ということを書いて整理してみたいと思う。
 「こども」は乳幼児をイメージしている。
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おもちゃについて

こどもにとって、もてあそべる身の回りのすべてのものが、「おもちゃ」だ。
 極論をいえばわざわざ買い与えたりしなくても、その辺に転がっているもので工夫して遊べる。
 しいて人の手で用意するのであれば、おもちゃの主食のボールと、積み木、人形があればいいかな。と思う。
 加えるなら絵本や音のするもの、描いたり作ったりするものかな?
 外で拾って来たり、家で見つけたお宝や、上記のものがあれば十分工夫してあそべるのではないか。と思う。



もう一つのポイントは、大人がともに心地よくあそべるか、という点だ。
 素材的にプラスチックはときめかない。
 映像も音楽も一緒に味わうなら自分も楽しめる内容がいい。
 たくさんボタンがついて電池をしょっているものより、素朴な作りのものが好きだ。
 住環境に否応なく存在するおもちゃ、わが子と時間を一緒に過ごすツールだからこそ
 大人もお気に入り、ということも大事なことかな。と思う。

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あそびについて

こどもにとって、およそ寝ている時間以外の生活すべてが「あそび」だ。
 そしてどんな環境でも、こどもは各個性を持って順応し、たくましく成長する。
 その力を信じることと、自分の在り方に自信を持つことと、子どもの成長をよくみることが大事だと思う。
 いま、何を欲しているか、何ができるか、何に興味があるか、何が好きか、性格は…。
 こどもの観察と自分の都合をすりあわせて、日々の生活をやんわり組み立てられるといいかな。と思う。


気を付けることは、身の安全と睡眠時間の確保、禁止事項が少なくてすむ環境づくりかな?と思う。
 あれこれしちゃだめ!と言わなくてよい環境をつくりつつ、
 ある程度危険が伴うことでも、言い聞かせやできる範囲で取り組めるようにする。
 こうすると親子ともにストレスがへるのではないかな。と思う。
 どのみち大変ですけれどもw

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課題

息子との現在の生活で課題だな〜と思っているのは、トイレ・映像鑑賞・外遊び不足。

生後3か月間は布おむつ、その後紙おむつの併用をはじめ、ホーローおまるやふんどし、トレパン…
 1歳までにいろいろ試みだ時期はあったけれど長続きせず、
 間もなく2歳半になる現在は結局、完全紙おむつたまにおまる。の生活。
 ここまできたら無理強いせずにその気になるのを待つつもりです。
 次の子は、「おむつなし」をできるだけ早い段階で試みたいなと思っているけどどうなるかしら。
 まぁ、なにごとも経験。勉強させていただきます。


映像が好きなのは…しょうがないかね。という心境。
 1日2時間までにはおさめております。
 でも時間が午前中のことが多く、母子ともに習慣化しそうなのがちょっと不安。 
 

上に関連して、外遊びが足りてないな。と日々反省しています。
 出不精というか、買い物とか何か用事につれていくという外出スタイルが多くて、
 毎日の散歩とか、そういうおだやかな外遊びの時間こそ習慣化したい。。

そのほかは、最近甘えが強くて自力であまり食べなくなったりなど、
 いつになっても難しいことがでてきます。

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出産、育児、生き方〜自分で感じ考え選択すること


先日、吉村医院の田中先生のお母様田中啓子さんの講演会に行ってきた。
 息子連れだったので、半分も聞けたかな?というのが現実だが
 それでもいくつか簡単なメッセージが頭に残った。


情報・マスコミに流されない、何か事が起こる前に不安がらない
目は二つ、口は一つ(まずこどもをよくみること、口を出しすぎないこと)
地域で子どもをみるということ
5つの自立(身体的、精神的、社会的、生活的、経済的)
命はつながっていて一人のものではない
思春期に三悪(過保護、過干渉、過期待)の結果が出る
子どもの心はうごいている・子どもから感性をいただく
子どもが本音を言える親子関係を
万事塞翁が馬
など


情報に踊らされない
 というメッセージはどこでも聞きそうなものだけど、言い換えれば
 「自分の体で感じで考えて選択する」ということでやっぱり大事なことだと思う。
 その姿勢は、産み方、食べ方、過ごし方、育て方すべてにつながっている。
 徹底はなかなかできないけれど。自分なりに理想は描ける。かな?


楽で簡単で、安価で、甘かったり脂っこかったりについ手が伸びてしまう。
目を引いたり、刺激が強いこと、わかりやすいことを求めてしまう。


そんな自分やわが子にちょっと待って、と立ち止まって
 短期的にも長期的にも本当に心身が心地よくなることを模索することをやめないでいたい。