吉村医院のおはなし会〜立会・おっぱい〜

実は今日の睡眠時間は計3時間弱。
 眠れずに布団でごろごろしている間は子どもたちに伝えたい事がふと思い浮かんだり、「おはなし会」でのことを思い出したりでした。


昨日、古屋で板戸磨き150回・薪割り210回こなしたのちおいしく楽しくご飯を食べて「おはなし会」へ。
 先月から始まった「おはなし会」。
 バースコーディネーターのきくちさかえさん、助産婦さん、女医さん、事務さんなどの医院スタッフと妊婦という女の園での座談会。
 内容はまだ手探りで毎回様々ということでしたが、両親学級とは一味違う発見がありました。
 後期の妊婦対象だった今回はベビーヨガにきていたお母さんや赤ちゃんと触れ合ってから
 「つながり・縁」というテーマで一人一人の思いを話していき、最後におっぱいのお話がありました。

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ヨガ教室が終わった後の部屋は熱気むんむんでリラックスした親子のいい顔がありました☆
 あるお母さんとお話しながら、生後7カ月9キロの赤ちゃんを「ずしっ」と抱かせてもらい
 その後お母さんが抱いた時の安心した表情や体と体がフィットしたしっくり感に感心せずにはいられませんでした。
 私もこんなふうに抱いて抱いて育ててもらって、これからこの子を抱くんだな〜。
 と、言葉にできないけど、ただただその重みを感じました。


座談会では、子どもがたくさんの縁を運んでくれていること、授かったこと自体の縁や生まれるときや場所に関して子どもの意思があるのかもとか
 赤ちゃんが授かったからこそ乗り越えられたことなど各々思っていることを共有しました。
 私はいままでちょっと気になってたことを話してみました。
 

もともと人に触られることになれてなかったけど、
 妊娠してから相方に触れられることにも敏感になっていて一度話し合ったことがあったりして、これってありがちな反応なのかな?っていう疑問。
 ともかく出産したら、以前のようにスキンシップを楽しみたいと思ってます。という感じで話をしました。
 きくちさんはそれを受けて、人それぞれ反応が違って且つ大事なことだから、パートナーとよく話をして優しくしてあげてねってことと
 具体的には立会をどうしたいかもう一度考えてみたら。とアドバイスをもらいました。


立会か〜。
 性格や習慣的に集中するときは一人になりたいタイプ。
 助産婦さんさえいてくれたらそれでよいのだと思うけど、助産婦さんがはなれるときに誰かそばにいてくれたらやっぱり心強いのかも。
 水分とらせてもらったり。。?
 前回の日記にもかいたようにできたら見せたいのは実母と相方。(と吉村先生に「いいお産だった」といってもらえたら嬉しいw)
 その場にならないと、どういう距離感・タイミング・待機時間で立ち会ってもらうかわからないけど、
 二人の希望とそのときの自分の要望次第になるのかなと。
 人によっては「みんな出てって〜!!」となる人もいるようなので、その可能性を昨日相方には伝えましたw
 何事も伝え合って納得することが大事ってことで。
 生まれてから急速に築かれる父子のきずながあることも聞くことができたので、立会やその前後何があっても、その後親子3人でいい関係が結べることを祈ってます。



スタッフさんからはほかにこんなコメントがありました。
助産においてあくまで「血の通った人のケア」が肝なのであって、なんとかケアが単にいいのではなくそれがルーチンワークになった瞬間に本質的なものが薄れてしまうことが多々ある。
 どこで産むにしても、あくまで病院や他者ではなく「自分が主体」で産むという意志を持つことが大事。
・感じるように産んで+妊娠生活日々を楽しんで。
・吉村医院でたくさんのお母さんたちをみていて、女性の温かさや優しさをとても感じて、癒され感動する。涙
・妊娠してるっておっぱいをはじめとして体のエネルギーがどんどん満たされていってるって感じがしてすごい!

それから、きくちさんは最後に
 赤ちゃんが授かったからにはお産という女性として成長する最高の機会を活かして!
 「母」というアイデンティティはとても重いけども素晴らしいものだと。もう一人ではないのだと。
 コメントを残してくださいました。



最後の女医さんからのおっぱいの話は単純明快だったw
 「とにかく密着して親密でいること」!


その後いくつかすてきな補足があって、たとえば
・「おっぱい育児」というか「おっぱい(授乳)」そのものが育児。スキンシップが大切。
 あかちゃんがよじ登ってきて乳首を探す、それに対して自然にこたえておっぱいを大きくふくませてあげればいい。
 (密着してれば大きく含ませられて痛くないし、泣く前に反応出来る。出ても出なくてもおっぱいをあげ続ければ絶対出る!)
・おっぱいはミルクのように「空」にならない。母子が生きている限り、お互いが「反応」しあってどんどん湧いてくる!
・量や成長具合は気にしない。赤ちゃんが元気で排尿排便があれば大丈夫!
 (3636に注意(3週・6週・3か月・6か月)で急激にほしがるのでミルクを足しがちだが必要ない!)

少し話題はそれるけど、
・「たくさん」より少ない方がいい。(たくさん食べておなかいっぱいで寝てしまうのと多少空腹で頭や体がさえているのとどちらが生産的か?)
 これは相方と話したことだけど、
 「たくさん」の文化がミルクの発想からもう始まっているのかも。
 過食などの生活習慣や、消費の基本的価値観などへもつながるんじゃないかと思ってしまう。


ということで、これくらい発見が多かった「おはなし会」でした。
 う〜ん、おなかいっぱい。
 長々とPCの前に座ってよろしくないですが(汗)書くことで少し落ち着きました。

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さて、明日は以前から紹介してもらっていた安産のお祭り・かっちん玉祭り経由で http://www11.ocn.ne.jp/~katayama/katayama7-1-1.htm
 母校の卒業制作展のち、ひと足早い相方の誕生日祝いで挙式した場所でご飯を食べてきます。
 そして今週末は豊橋の実家。
 ここ1カ月の外出続きと、先週実家に行って生活リズムや食べ物などの変化が疲れに大きく影響することを実感したので体調的に少し不安はあるけど、
 周産期や引越しや車のことなどいろいろ話題はあるので、直接会って話してお互い安心できたらと思います。
 それでは、頭から体を使う時間に切り替えますw