浄化

今日やっと、あ、治ってきたかな?って実感が持てます。
 治りかけが肝心。
 今日までは外に出るのを我慢して体力温存したいと思います。


おとといは、ついぼんやり一人テレビをつけっぱなしで過ごしてたんだけど、
 妊娠中の眼の酷使はあっという間に疲れとなって
 寝ろ〜寝ろ〜という命令に変わり、ストレスもたまるみたいで。。


昨日は少し動けるようになったし、音楽をかけてテレビは見ないぞ。とおもって
 横になって久しぶりの曲を聴きながら、鼻声で一緒に歌ったりしてたらなんか泣けてきて
 あれ?って思いながらも垂れ流す。


今度は懐かしい写真をぼんやり見たり、古い雑誌を片付けたり。
 ふと詩が読みたくなって、出てきた詩集を声に出して読む。
 声に出して読むのは何年ぶりかな?
 と、
 今まで何かしら感じても、泣くなんて思いもしなかったタイプの詩を前に号泣。
 読めなくなる。


〜おかあさん〜
おかあさんは
ぼくを 一ばん すき!


ぼくは
おかあさんを 一ばん すき!


かぜ ふけ びょうびょう
あめ ふれ じゃんじゃか


まど・みちお詩集「赤ちゃんとお母さん」より


(解説にもすこしあったけど)この微塵の疑いもない絶対的な信頼と自信。
 かぜやあめや何にも揺るがない真実。
 この短い詩に打ちのめされた。
 今まで出会った子どもも、相方がふれあっている子たちも、私も、これから出会う我が子もきっと
 あぁ、そうだ、ほんとにそうなんだ。って。


他にも自分が今までと違う反応を示した詩は
 「くまさん」「I was born」「君死にたもうことなかれ」など。


もともと涙もろい方だとは思うけど、何がこうさせているのかと、
 答えは…やっぱりこの子かとそう思わずにはおれない感性の変化。
 2冊読み切ったあとは、なんだか気持もすっきりして
 ここ数週間のストレスも浄化されたような気持ちです。
 たまには、感情のおもむくまま泣くのもいいものです。


今日はいい天気になりました。