心が二つ

昨日はぐっすり眠りました。
 流星群は結局スルーですが、気にしてません。


今度我が子と対面できるのは来週ですが、きっと元気だと思います。
 しばらくはたぶん、私の方ががんばれ!って感じです。


先日ふと気づいたことは、自分の体の占める空間に、心臓が二つ動いているということ。
 普段、自分の鼓動が激しくて錯覚していたけど、
 それとは独立してもうだいぶん前からもう一つ心臓が働いているんだ。
 ちがうリズム、違う強さで。
 彼奴は生きてる!!


まど・みちおさんの、「ぼくが ここに」では、こんな一節がある。 

「ぼくが ここに いるとき
 ほかの どんなものも
 ぼくに かさなって
 ここに いることは できない」


ここで言われていることは真実だと思いながら、
 今「かさなる」私と子どもの存在の不思議さを思う。


いや「かさなる」というよりは「内包」だろうか。
 私でない存在が、私の中にいるとは、ただただ不思議な気分だ。
 ちょっと私に宇宙人が住みこみしてます。みたいな。


ずっとあこがれていた妊婦という存在。
 古代から世界中であがめられた豊穣と繁栄のシンボル。
 「包」「身」など妊娠した女性をモチーフにした文字も多い気がする。
 特筆するに値する、特別な状態だと思う。
 ほかに内包&共存できるといったら菌や寄生虫くらいか?
 体が離れてからも我が子を「内包」出来そうなのは有袋類か?


…などと、何を書きたかったか忘れる。
 忘れてもいい。
 あれこれ言っても言わなくても、彼奴はやっぱりここで生きてる。
 それが現実だ。