笑う自分を取り戻したい

今日、学芸会が終わった。
 ほっとする。


自営業の家庭に育った私は、サラリーマン家庭にまだ慣れずにいて
 自分の心の落ち着きの悪さの一因には「旦那の仕事」が関係しているというのがピンと来ていない。
 けれどやっぱりそういうことらしい。
 職場の空気・感情・疲れ・ストレスは確実に家庭に還元される。
 よいときも悪い時も。


近頃私は過食ぎみでしかも外食依存ぎみだった。体にもお財布にもいたい。
 マサヨシにはあれこれ指図されるし、言うこときかなくなってくるし
 だんなとはほとんど話もできない日々で、言いたい愚痴ものみこむ。
 変に被害妄想に走ったり、ちょっとしたことで怒鳴ったり、
 離婚したらどうなる?(苦笑)なんてことも考えたりして投げやりな心持。


でもでも、ちょっと今日で一区切り。
 仕切り直し。
 旦那の帰りは今後も遅いときが多いだろうし、行事があればまたそわそわ緊張の日々になるだろう。
 子どももどんどん成長して変わっていく。
 柔軟に大きく構えて、日々よく動いて働くこと、美味しく食べてよく寝ること、考えるより感じて流れに身を任せてみる
 どうにかこうにかゴキゲンでいられますよう、人と関わること。etc.



行き詰って、息詰まっては何かの拍子に気持ちが解放される、そのくり返し。
 まだまだ新米妻&母だから失敗もたくさんある。当たり前。
 そしてこの土地で心休まる場所を見つけられずにいることも事実。
 人や環境に慣れない中で再発見する自分の未熟さ。


そんな今の自分、受け入れて許そう。
 よい妻、よい母はくそくらえ。
 どれだけ自分らしく笑えているか?
 どこに気持ちを置いたら、「私」でいられるのか。


私を縁取って形作ってくれていたのは友だちで、
 何かあったときに気持ちが帰るのは故郷であり父母で
 一日のほとんどを違う場所で過ごして満たされない気分でもやっぱり二人でいてしっくりくるのはきっと旦那で
 一人になりたい!とイライラすることはあっても、息子のことが一番きがかりで、どうしようもなく愛おしい。
 

十分幸せで、大丈夫、私。


世の中の動きと裏腹、小さいことにゆらゆらざわめきながら生きている自分。
 ちっぽけ過ぎるけど、まずこの足元を安定させなくちゃ。